関東地域においては緊急事態宣言の延長が囁かれている昨今ですが、いまだ見通しの立たないコロナ禍においては、在宅ワークによるソーシャルディスタンスの確保などは、重要かつ社会的な課題と言えるでしょう。
今回は、これからの在宅ワークに便利に活用することのできるアイテムを5つ厳選しました。このアイテムを中心に、在宅ワークのメリットやデメリットなどについても、なるべくわかりやすく解説を進めていきたいと思います。
注目!
この記事はこんな人におすすめ!
- この記事は次のような人にピッタリの記事になっています。
・在宅ワークの環境を快適にしたい
・在宅ワークの生産性を向上させたい
・在宅ワークに備えて自宅の環境を整えたい
【目次】
在宅ワークのメリットとデメリット
在宅ワークにおける環境整備の重要性を再確認するためにも、まずは「在宅ワークのメリットとデメリット」について、簡単に確認しておきましょう。
在宅ワークのメリット
在宅ワークのメリットと言えば、まずは「場所や時間に縛られない」という点が挙げられるでしょう。
出社による勤務スタイルとは異なり、在宅ワークは自宅に居ながらでも仕事を行うことができるため、職場という特定の場所や時間に囚われることがなく、自由で柔軟な働き方を実現できるようになります。
また出社のための通勤や、退勤のために電車に乗る時間なども大幅に節約することができるようになるため、余暇時間の確保や通勤時間の有効活用など、限られた時間を最大限に活用することができるというわけです。
在宅ワークのデメリット
一方で、在宅ワークのデメリットと言えば、やはり「自己管理が難しい」というものが挙げられるでしょう。
在宅ワークは、オフィスというオフィシャルな空間から、自宅というプライベートな空間へと仕事の場所が切り替わるため、自身のタスクや仕事へのモチベーションなどは、すべて自分自身で管理しなければなりません。
周囲からの視線を感じなくなる反面、これまではプライベートな時間を過ごすための自宅が、一変して仕事を行うための職場と化してしまうため、仕事と仕事以外との境界線が曖昧になりやすいことなどは、大きなデメリットの一つであると言えます。
仕事に集中できる「環境づくり」が大切
上記のように、メリットとデメリットそれぞれが挙げられる在宅ワークですが、環境が整っていない場合には、集中力の低下やモチベーションの低下などを引き起こしやすく、かえって生産性を落としてしまうということも往々にして起こり得ます。
そのため、まずは周囲に無駄なモノを置かないことや、仕事のためのスペースを確保することなど、自宅に居ながらでもしっかりと仕事に集中することができる「環境づくり」が重要な要素とります。
生産性を高めるオススメアイテム5選
メッシュWi-Fiルーター
在宅ワークを実施するにあたっては、やはり屋内のネットワーク環境の整備が必要不可欠なものとなります。
屋内のネットワーク環境が不安定なまま在宅ワークを行っている場合、通信が頻繁に途切れてしまったり、パソコンの動作が重くなってしまったりなど、さまざまな支障をきたしかねません。
昨今注目が集まっている「メッシュWi-Fiルーター」は、従来までのWi-Fiルーターとは異なり、複数のルーター(親機と子機)同士を並列に接続することによって、通信速度の向上やより広域な無線通信を実現させるという新しいルーター製品を指すものです。
デスク・オフィスチェア
在宅ワークの環境をより快適なものにしたいということであれば、在宅ワーク専用の「デスクやオフィスチェア」の新調をおすすめします。
在宅ワークでよく耳にする悩みとしては、机や椅子などの作業スペースが十分でないことから、腰や首を痛めてしまったり、無理な姿勢から集中力が続かなかったりといったケースが挙げられます。
デスクやオフィスチェアを導入することによって、オフィスと同等の作業空間を構築することができるようになるため、身体への負担を最小限に抑えながら、姿勢の改善や集中力の維持などを見込むことができるでしょう。
モニター・ディスプレイ
ノートPCを在宅ワークに利用しているような場合には、外部の「モニターやディスプレイ」を設置する方法も効果的です。
軽量かつコンパクトなノートPCは持ち運びには便利ですが、搭載されている液晶画面が小さく、表示可能な領域にも制限が課せられてしまうため、業務効率の悪化を引き起こしてしまう恐れがあります。
外部のモニターやサブディスプレイを導入することによって、あらゆる作業においてもウィンドウやタブをいちいち切り替えながら利用する必要がなくなるため、生産性の向上や姿勢の改善などの効果を見込むことができます。
マウス・キーボード
モニターやディスプレイを設置する場合には、それにともなう「マウスやキーボード」の導入も検討してみるのが良いでしょう。
近ごろでは、ノートPCにモニターやマウス、キーボードなどを接続することによって、あたかもデスクトップPCのように運用してしまうという「クラムシェルモード」を活用するユーザーも増えています。
そのため、在宅ワーク時にはデスクトップPCとして、出社時にはノートPCとして、両方の運用方法をシームレスに切り替えながら利用することができるようになるため、省スペースでスマートな在宅環境を構築することができるでしょう。
イヤホン・スピーカー
在宅ワークにおけるビデオ会議やミーティングなどには「イヤホンやスピーカー」などのオーディオ周辺機器が非常に大きな効果を発揮します。
特に、ビジネスチャットツールを使用したオンラインでのミーティングやクライアントとのビデオ通話など、たとえ在宅ワークであっても、音声による通話を必要とするシーンは予想以上に頻繁に訪れるものです。
ワイヤレスイヤホンや、Bluetooth対応のスマートスピーカーなどを導入することによって、家中どこにいてもハンズフリーで快適な通話が可能となるため、オーディオのアップデートなども、在宅環境をより快適なものへと進化させる重要な要素であると言えるでしょう。
まとめ
今回は、これからの在宅ワークに便利に活用することのできる厳選アイテム5つを中心に、在宅ワークのメリットやデメリットなどについても、わかりやすく解説を進めていきました。
依然として世界的な猛威を振るっている新型コロナウイルスの流行ですが、収束のめどが立っていない以上、これからは自宅に居ながらでも仕事を行うことのできる「在宅ワーク」による働き方がますます重要となっていくことでしょう。
すでに在宅ワークに取り組んでいる方や、これから在宅ワークを始めようとしている方などは、今回の記事で紹介してきた在宅ワークに便利なアイテムなども参考にしながら、ぜひ一度、快適な在宅環境を構築してみてはいかがでしょうか。