毎日講義やレポート、部活動などで忙しくしている大学生でも、アルバイトをしている人はたくさんいます。しかし、大学生がアルバイトをするときには、仕事の内容や勤務時間などあらゆることに気をつけなければなりません。また大学生である以上、学業の妨げとなるようなアルバイトは避ける必要があるでしょう。
もちろん大学生だからこそできる、サークルや遊びの時間も大切!…でも遊ぶのにもお金は必要。そんな学業も遊びもアルバイトも充実させたいという大学生には、在宅バイトがおすすめです。この記事では、大学生向きの在宅バイト8選をご紹介!ついでに在宅バイトのメリットや注意点などについても解説します。
大学生に在宅バイトがおすすめな理由
自分の生活スタイルに合わせてできる
大学生の間は、講義に出席する時間やレポート課題に取り組む時間などは必ず確保しなければならず、この時間はアルバイトができません。人によっては「テスト期間中は、アルバイトの時間を極力減らしたい」と考えるでしょう。このような状況でも、在宅バイトなら生活スタイルなどを崩すことなく仕事をすることができます。
隙間時間を有効活用できる
大学での授業は選択科目によって、1時間目の授業が終わったら次が4時間目というように、授業と授業の間が空いたり、曜日によっては午後からの授業のみだったりと、隙間時間ができやすい傾向にあります。在宅バイトなら、そんな僅かな時間も有効活用することが可能です。
人間関係を気にせずできる
バイト上のストレス原因は、ほぼ人間関係とも言われており、それに悩む社会人も少なくありません。在宅バイトはたった一人で、また自宅で作業を行うため、人に会わなくて済みます。人間関係を気にせずに、自分の慣れた環境で無理なく仕事を続けることができると、仕事の効率もアップするでしょう。
通常のバイトよりも社会経験が豊富になる
大学生の中には、将来の仕事について具体的な計画を立てている人もいるでしょう。通信環境が発達した現在、在宅バイトにも様々なものがあり、独立・起業を志望している大学生は、将来へ繋がる大切な経験を積むことができます。独立・起業に活かすことができそうな在宅バイトがあれば、ぜひチャレンジしてみると良いでしょう。
在宅バイトを大学生がする場合の注意点
在宅バイトにはメリットだけではなく、注意しなければならない点もいくつかあります。
コツを掴むまでは効率よく稼ぐのが難しい
外に出て働く通常のバイトとは違って、在宅ワークは時給が発生する訳ではありません。基本的には出来高報酬のため、効率よく稼げないと感じる人も中にはいるようです。でも逆に言えば、コツを掴むと通常のバイトよりも効率よく稼げるのも在宅バイトの魅力です。
例えば成果報酬が2000円の仕事に、5時間費やしては時給換算400円と割が合わない仕事となりますが、1時間で終わらせることができれば時給換算2,000円と高額な仕事になります。在宅バイトは、本人のやる気とスキルが密接に関係するので、将来の役にも立つのです。
場合によっては納期に追われる
在宅バイトの中には、納期が決まっているものもあります。納期遅延が起こるとク、ライアントと信頼関係を築くことが難しくなるばかりでなく、クライアントに損害を与えることにもつながります。学生であっても「納期は絶対に守る」という意識を持つ必要があるといえるでしょう。
悪徳業者もいる
「試験に合格したら仕事がもらえる」や「少ない支出で、高収入の仕事が得られる」などのキーワードを使っている場合は、悪徳業者の可能性が高いです。また通常のバイトであれ、在宅ワークであれ「楽をして稼げる」ということは基本的にはありません。このような誘い文句で仕事を斡旋してくる業者には十分気をつけましょう。
大学生向けの在宅バイト8選
アンケートモニター
「アンケートモニター」はネット環境が整っている場所であれば、誰でも気軽にはじめることができるという点で人気があります。企業が運営しているアンケートサイトに登録して簡単なアンケートに答えるだけで、3~100円程度の報酬がもらえる場合が多いようです。他にも、モニターとして座談会などに参加して、商品を使った感想を述べるだけで数千~数万円の報酬を受け取ることができる場合もあります。
データ入力
正確さとスピードが求められる「データ入力」も、人気がある在宅バイトのひとつです。データ入力の報酬は、文字数とデータの種類で決められていることがほとんどで、時給に換算すると数百円程度となることが多いです。WordやExcel、時にはPowerPointなどを利用して、グラフや資料を作製することもあるので、社会人になっても役に立つパソコンの基本的なスキルを学ぶことができます。
>さらに詳しくデータ入力の在宅ワークについて知りたい方はこちら
テープ起こし
「テープ起こし」は「文字起こし」などと呼ばれることもある歴史の古い在宅バイトです。音声の内容を聞きながら文字化していくのが主な仕事で、成果報酬制が基本となっています。タイピング速度が求められるため、安定した収入を得るには時間がかかる側面があります。しかし、仕事を続けているうちに作業に少しずつ慣れてきて、スキルが向上し、報酬アップも望める将来性のあるバイトです。
>さらに詳しくテープ起こしの在宅ワークについて知りたい方はこちら
ライティング
文章を書くのが好きな人には「ライティング」もおすすめです。ライティングの報酬は、仕事内容によって異なります。例えば、ブログの記事作成については1文字0.1~0.5円程度、マーケティング&SEO対策記事作成では1文字0.2~2円程度です。文字単価の高いライティングはそれなりの知識も必要ですが、高収入を目指すことも可能です。知識を身に着けながら収入が得られることを考えると、こちらも将来役に立つバイトといえるでしょう。
在宅採点
予備校などで行った試験の答案を採点する「在宅採点」のバイトは、勉強の復習ができるという点で大学生に大変人気があります。ただ「採点」だけをする場合と、答案にアドバイスやコメントを残す「添削」の場合で単価が変わります。「在宅採点」は歩合制の場合が多いため、数をこなす必要がありますが、勉強が好き、集中力がある、几帳面という方におすすめのバイトです。
ポイントサイト
厳密にはバイトとは呼ばないかもしれませんが、「ポイントサイト」ではサイト内からネットショッピングをしたり、キャンペーンに応募したりすることなどで報酬としてポイントを受け取ることができます。1カ月あたり500円~1万円程度がポイントサイトの相場のため、隙間時間を見つけてコツコツと取り組むと良いでしょう。ただし、個人情報も求められるようなアンケートは、しつこくメールがくる場合もあるので注意しましょう。
アフィリエイト
「アフィリエイト」とは、自分が運営しているブログやホームページに特定の広告を載せ、企業から報酬を受け取るもののことをいいます。アフィリエイトについては、第三者がアクションを起こすことで規定の報酬を得ることができるため、大学生でも月に100万円程度を稼いでいる人もいるようです。
ただし、閲覧者を増やそうと「不適切な投稿」をすることは、自分の将来を犠牲にする行為でもあるため絶対にやめましょう。
在宅コールセンター
通常オフィスに足を運んで行う「コールセンター」業務も、通信環境の発達により在宅でもできるようになりました。仕事内容は企業に5分程度のアンケートに協力してもらうだけのものから、実際にお客様と契約を結ぶものまで幅も広く、在宅の仕事としては成功報酬も高く設定されています。
例えば、アンケートを取るバイトの場合、1件当たりの報酬は500円前後。断られることももちろんありますが、1件当たり5分程度なので、1時間に4件アンケートに協力してもらえれば、時給換算2,000円にもなります。さらに契約ベースの場合は、1件当たり10,000円以上の報酬にもなるので、1ヶ月で10万円以上稼ぐ大学生もいるようです。
そして仕事の内容上「タイピング力」と「社会的なマナー」が身につくので、将来どんな仕事に就いたとしても必ず役に立つでしょう。
>さらに詳しく在宅コールセンターの在宅ワークについて知りたい方はこちら
大学生の在宅バイトには在宅コールセンターがおすすめ
大学生の本分は学業ですが、遊びやサークル活動など、大学生活の間にしか経験できないことにも積極的に取り組みたいという人も多いでしょう。そのためには、やはりある程度のお金が必要です。大学生がお金を得るための手段としては、学業の妨げにならない在宅アルバイトが適しています。
在宅バイトで手堅く稼ぎたいのであれば、モニター・データ入力・ライティングなどがおすすめです。しかし、「納期やノルマに追われたくない」「少しでも出来高報酬が良いバイトがしたい」と考えるならば、在宅コールセンターのバイトをおすすめします。
在宅コールセンターを難しく考える方もいるようですが、実際には研修やマニュアルなどのサポート体制もきちんと整っているところが多いので、特に大学生は覚えるのも早く、短時間の業務でも収入を伸ばしているようです。在宅バイトで悩むのであれば、「在宅コールセンター」にぜひチャレンジしてみましょう。