家にいながら収入が得られる、隙間時間を副業に当てられると言った理由から近年人気の「在宅ワーク」という働き方。しかし「在宅ワーク」という働き方に馴染みがない状態だと、給料の相場や働き方のイメージが湧かず、どう働いたらいいのかどんな仕事があるかなど、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、家で仕事ができる「在宅ワーク」について、そして初心者にもオススメな在宅の仕事をご紹介します。
在宅ワークとは？
在宅ワークとはその名前の通り、家に居ながらにして仕事を進めていく働き方のことです。データの納品や打ち合わせなどもオンライン上で行えるため、出勤の必要がなく自分のために使える時間が多くなります。在宅ワークの多くが、基本的にパソコンとインターネットの環境が整っていれば働けるため、初期投資も少ない仕事として注目を集めています。
在宅ワークの業務内容は多岐にわたり、データ入力やアンケート回答といった比較的敷居が低いものから、翻訳やデザイン、製図やWEBサイト制作のような専門性の高いものまで様々な種類があります。仕事をしたいけれどフルタイム出勤は難しいという方にとって、持っているスキルを活かしつつ自分らしく働けるという点は非常に魅力的だと思います。
さらに在宅ワークであれば仕事量の調整もしやすいため「多くの仕事をこなして在宅一本で生計を立てたい」「扶養者控除の範囲内で稼ぎたい」「好きに使えるお金を得たい」といった、それぞれのニーズを叶えつつ働くことができます。
在宅ワークのメリットデメリット
＜メリット＞
・時間を自由に使える
出退勤にかかる時間も全て自由に使えるため、会社に出勤して働くよりも自分の時間が多く持てるようになります。空いた時間を家族との時間に使ったり、スキルを磨くのに活用したり、自分らしく時間を使うことができます。
・好きな場所で働ける
在宅ワークのアドバンテージとして、自宅にいながら仕事ができるというのはやはり大きなポイントでしょう。交通費もかかりませんし、気分転換に近所のカフェやインターネットカフェなど、場所を変えながら仕事ができるのも在宅ワークの強みです。インターネット環境があればどこでも作業ができるため、引越しなどの環境の変化にもすぐに適応できるというメリットがあります。
・職場環境によるストレスが激減する
会社で働いていると、人間関係であったり、職場の立地など、さまざまなストレスを感じると思います。上司とうまくいかない、同僚とコミュニケーションを取るのが辛い、職場まで遠くて通勤が大変などのストレスから解放されるのも、在宅ワークの良さです。
＜デメリット＞
・オンとオフの切り替えが難しい
作業したい時にすぐに取りかかれるというのは、在宅ワークの良さでもありますが、逆に作業時間が長くなってしまうこともあります。作業が深夜まで長引いてしまうことで、寝食をおろそかにしてしまったりすれば、健康に影響が出てくることもあります。
アラームをかけたり、今日は何時まで作業をすると事前に決めておいたりするなど、仕事時間にメリハリを持たせるといいでしょう。
ニーズ別、オススメの在宅ワークを紹介！
在宅初心者や、時間が取れない人でも始めやすい在宅ワーク
在宅ワークを始めてみたいけれど、まとまった時間が取れない方や、隙間時間を在宅ワークに当てて仕事がしたい、という方が始めやすい仕事をまとめました。
＜内職＞
製品の袋詰めやシール貼り、組み立てなど、昔ながらの内職も手堅く人気があり、在宅ワークを始めてみたいという方には多く選ばれています。手先が器用で細かい作業が得意な方や、コツコツと粘り強く仕事をやり遂げられる方に特におすすめです。
またこれらの内職系は「月額いくら」というより、個数に対して「1個あたりいくら」「〇個でいくら」というように、単価性を採用しているところが多いのも特徴です。初心者の方で、どのくらいノルマをこなせるか不安という方は、掛け合って少量からスタートすることもできます。ただしその反面、１個あたりの単価は5円〜30円と相場が安いため、月にいくら稼いでいきたいか目標金額から逆算して考えるといいでしょう。
＜アンケート回答、モニター＞
商品やサービスに関するアンケートを募っている企業へ、アンケートを回答することで収入を得るタイプの在宅ワークです。こちらも隙間時間に取りかかれるため、在宅ワークに不慣れな方でも比較的簡単に始められると思います。
また商品モニターとして、実際にサービスや商品を利用した感想を、企業に回答する仕事もあります。
アンケート回答の単価は1件あたり数百円〜数千円ほどです。何人もの回答者を集めて座談会形式で回答する場合は、多くて8,000円もの報酬を一回で受け取れる場合もありますから、人と関わること、お話しすることが好きという方はこうしたアンケートにも積極的にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
モニターは商品やサービスを提供する見返りに回答してもらうことも多いので、新しい商品やサービスに興味がある方には楽しめる仕事になりそうです。
今働いている人が副業を始めるなら？
会社員やアルバイトとして仕事をしつつ、副業として在宅ワークも兼業する、という働き方も近年増加傾向にあります。全ての収入を一気に在宅へ切り替えるよりも安定感があり、柔軟な働き方が可能になります。
＜テープ起こし/文字起こし＞
議事録やセミナーのように、企業で録音した音声データを受け取って文字に起こしていく仕事です。企業の音声データの中には、業界用語などが頻繁に登場することも多く、コツコツと調べ物を続け、口語体をいかに読みやすく整えるかなど、根気のいる作業が多いです。
報酬は出来高制を採用しているところが多く、一文単価100円から90円を報酬と定めているところが多いです。タイピングスキルを持っている方は、副業の選択肢に取り入れてみてはいかがでしょうか。
＞さらに詳しくテープ起こしの在宅ワークについて知りたい方はこちら
在宅でしっかり稼ぎたい人にオススメの仕事
＜ライター＞
ブログ記事を書いた経験があったり、文章を書くことが好きな方にオススメなのがWEBライターとして働く方法です。基本的にはパソコンで文章を作成し、WEBを経由して納品する形をとることが多いです。1記事につき800〜2,000文字程度が規準で、記事の単価はだいたい800円～3000円ほどというところが多いようです。
また専門的な知識が要求されたり、閲覧数が多いという実績のある方ならば、記事の単価は数千〜数万円までアップする場合もあります。これが安定してくると、月々10万〜20万円を稼ぐことも可能ですので、将来的に在宅ワーク一本で生活していくことも十分可能だと言えるでしょう。
＞さらに詳しくライターの在宅ワークについて知りたい方はこちら
＜コールセンター＞
企業が提供している商品やサービスについて、電話を通して注文の受注やサポートなどを行うコールセンターの仕事も高い人気がある在宅ワークの一つです。
コールセンターに勤務経験がなくとも、企業側でしっかりとしたマニュアルを準備してくれているため、初心者でも安心して働き始めることができます。
また在宅コールセンターの仕事は、給料が安定して高水準となっており、月に10万円から20万円ほどの報酬を得られることも非常に多いです。業務に使うパソコンなども、持っていない場合は企業から支給されることがほとんどなので、初期投資も必要なく始められます。
初心者が在宅でしっかりと報酬を得ていきたいという場合、コールセンターのお仕事は生活費の軸になりうる仕事としてもオススメです。
安定した収入を得たい人に、在宅コールセンターという働き方
在宅で働く方法はいくつもありますが、未経験でも安定してしっかり給料を得たい、という方には特にコールセンターの仕事がオススメです。
・誰でもすぐに始められる
コールセンター業務は仕事を始めるために必要なマニュアルが整備されているので、ノウハウがない人でも簡単に仕事を始めることができます。また仕事を始めるためにはパソコンとインターネット環境があれば大丈夫という場合が多く、企業が必要な道具を貸し出してくれるというところも多いです。そのため在宅コールセンターで働きたいという場合、どなたでもすぐに始めることができます。
・安定して高い給与を得られる
在宅コールセンターの報酬は、通常の在宅ワークに比べても高水準となっています。発信することで報酬を得るアウトプット型、電話を受けることで加算されるインプット型のいずれも、1本の電話ごとの報酬としていることが多く、頑張り次第では時給1,000円以上に相当するケースも。また発信してお客様に商品を提案する業務の場合、受注した件数によって別途インセンティブなどが受け取れる仕事もあり、自身の力を試せるだけでなく、高い報酬を得ることが可能です。安定した収入を得つつ、在宅で働きたい方にはコールセンターというお仕事はピッタリと言えるでしょう。
＞さらに詳しく在宅コールセンターの在宅ワークについて知りたい方はこちら
まとめ
今回は、自宅で仕事をする在宅ワークと、初心者でも確実に高収入を狙っていける在宅ワークについてご紹介しました。
在宅コールセンターであれば、マニュアルが充実しているうえ、職場環境の整備に手間がかからないため、初めて在宅ワークをする方、コールセンター勤務経験がないという方でも、かなり始めやすい仕事と言えるでしょう。
コールセンター業務と言っても、実際に行う仕事の種類はさまざまなので、自身のスキルや働き方にあったお仕事を選べる点もうれしいポイントです。
「Call Share（コールシェア）」では在宅コールセンターのお仕事に興味がある方向けに、求人情報やお仕事に役立つコラムなどを多数掲載しています。在宅コールセンターに興味のあるという方は、ぜひチェックしてみてください！
