在宅ワークで高単価な案件を受けるためには、なにかしらのスキルや技能を身につける必要があるでしょう。
しかし、専門的な分野で仕事を行いたいという場合、就労経験やポートフォリオがなければ面接まで辿り着くことすら困難なのが現状です。
今回は、在宅ワークで高単価な案件を獲得したいときに役立つおすすめの資格について、取得のプロセスなども踏まえながら解説していきます。
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この記事はこんな人におすすめ!
- この記事は次のような人にピッタリの記事になっています。
・在宅ワークの単価を上げたい
・スキルが身に付く資格を知りたい
・コスパの良い専門資格を探している
【目次】
資格の取得で在宅ワークが有利になる?
実務経験やポートフォリオがない場合、自身の能力やスキルをアピールするためには「資格を取得する」ことがおすすめです。
とくに、在宅ワークで報酬の高い案件を狙いたいようであれば、ある程度の専門的な技能の取得が必要不可欠です。
プログラミングやコーディング、デザインなどの案件はもちろんのこと、ライターやデータ入力などであっても技能の習得は必須なのです。
もちろん、すでに実務経験がある場合は無理に取得する必要はありませんが、未経験の面接においては、資格の取得が有利に働く可能性があります、
また、就労意欲のアピールにつながるなどのメリットもあるため、まずは興味のある資格をリサーチしてみるところから始めましょう。
在宅ワークのおすすめ資格3選
日商簿記検定
「日商簿記検定」は、商工会議所が主催している「企業における経理や財務などの勘定科目」に関する検定試験です。
日商簿記を取得しておくことで、さまざまな企業における財務処理やデータ入力などの案件を請け負うことができます。
日商簿記検定は、試験のレベルで等級が分かれており、2級以上を取得することで、就職や面接で有利になるといわれています。
受験料 | 合格率の目安 | 学習時間の目安 | |
1級 | 7,850円 | 5〜10% | 600時間〜 |
2級 | 4,720円 | 40~50% | 300時間〜 |
3級 | 2,850円 | 70~80% | 100時間〜 |
FP検定
「FP(ファイナンシャルプランナー)検定」は、日本FP協会が主催している「投資や保険などの金融資産」に関する検定試験です。
FP検定を取得しておくことで、株式投資や保険などの金融商品のアドバイスを行うことができるようになるため、在宅ワークに人気の検定です。
FP検定でも、試験のレベルで等級が分かれており、それぞれの試験で学科と実技の科目があるため、入念な対策が必要といえるでしょう。
受験料 | 合格率の目安 | 学習時間の目安 | |
1級 | 20,000円 | 5〜10% | 600時間〜 |
2級 | 8,700円 | 40~50% | 300時間〜 |
3級 | 6,000円 | 70~80% | 100時間〜 |
MOS
「MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)」は、マイクロソフトが主催する「オフィスソフトウェア」に関する検定試験です。
MOSを取得しておくことで、ワードやエクセル、パワーポイントなどのオフィスソフトウェアを扱う案件が受けやすくなります。
MOSでは、ソフトウェアごとで試験が分かれており、それぞれの試験で「スペシャリスト」もしくは「エキスパート」を選ぶことができます。
在宅ワークで資格を取得するメリット
スキルの証明につながる
資格を取得するためには、相応の学習時間が必要となるため、取得の過程で得たスキルなどは積極的にアピールしていくことがおすすめです。
また、ただ資格を取るだけではなく、ポートフォリオ(製作したコンテンツをまとめたもの)を作るなどでスキルを証明する工夫が大切です。
意欲のアピールにつながる
未経験者が資格を取得することなどは、その仕事や特定の分野への就労意欲のアピールにもつながります。
とくに、難易度が高い資格になるほど、難関資格へのチャレンジ精神などが評価される場合があるため、積極的にアピールしていきましょう。
在宅ワークで資格を取得するデメリット
勉強のための時間が必要
短時間で取得することのできる資格もありますが、専門的な領域になるほど取得のためには相応の学習時間が必要になります。
とくに、プログラミングやコーディングなどの技術は一朝一夕で身に付くようなスキルではないため、あらかじめ注意しておきましょう。
必ず有利になるとは限らない
資格を取得したからといって、必ず面接で有利に働くというわけではないため、資格への過度な期待は厳禁です。
あくまでも資格は、当人の能力を判断するための一つの材料にすぎないため、面接官によっては資格の有無を加味しないことも多くあります。
ただの資格コレクターにならないためには?
資格を取得するうえで注意しなければならないのは「資格の取得そのものが目的となってしまう」というところでしょう。
とくに、資格の取得などは、自身の学習の成果が目に見えて可視化されるため、勉強したという事実が承認欲求を満たしてくれる場合があります。
なかには、明確な目的や意図もないのに資格を取得し続ける「資格コレクター」や「資格マニア」といった人種も存在しています。
重要なのは、資格を取得する過程で培った「実践的な技能やスキル」であって、資格そのものに価値があるというわけではありません。
資格を取得する以前に、まずは自身の目的を明確にしたうえで、それでも資格の取得が有益なようであれば取得するように心がけましょう。
まとめ
今回は、在宅ワークで高単価な案件を獲得したいときに役立つおすすめの資格について、取得のプロセスなども踏まえながら解説していきました。
在宅ワークでなるべく効率的に稼ぎたいということであれば、高単価な案件の掛けもちが必要になってきます。
資格の取得などは、たとえ未経験であっても採用の確率を上げることができるため、まずは興味のある資格から勉強しみてはいかがでしょうか。