家事や育児などの都合により、外で働きにくい人にとって「内職」という選択肢があります。内職のなかには、特別な技術がなくてもできる仕事が多く、手軽に始められることが大きなメリットです。また、自分の希望にあわせて働きやすいのではないでしょうか。内職を始めるときは、どれくらいの収入になるのかも知っておきたいですよね。ここでは、気になる内職の種類や報酬についてお話していきます。
内職の主な仕事には何があるの?
内職を考えている人は、どのような仕事があるのか知ることから始めましょう。内職の種類には、お菓子をはじめ、玩具、商品サンプルなどの袋詰めがあります。また、広告の封入れ、挨拶状を包装紙の隙間に入れる仕事も人気です。さらに、タグや値札付け、バーコードや賞味期限などのシール貼りも内職の仕事です。雑貨や箱を組立てる仕事があることも知っておくとよいでしょう。ほかには、アクセサリーや小物の製作、ミシンでの作業などがあるため、「ものづくり」が好きな人に向いているかもしれませんね。 このように、地道な作業が多いことが内職の大きな特徴です。最初は作業手順に戸惑うこともありますが、仕事に慣れてくると効率的なやり方がわかってきます。数をこなせるようになると作業が楽しくなります。また、時期によっては仕事内容が変わることもありますが、同じ作業をするよりは新鮮さがあってよいかもしれませんね。 内職を始めるときは、仕事をするためのスペースを確保する必要があります。仕事は、受注先から預かった材料を袋詰めしたり、組立てたりするものが多いため、それ相当の場所を取ります。いずれも大切な商品のため、作業中に汚さないことが大切です。特に、小さい子どもやペットがいる家庭では、完成品や仕事に使う道具も含めて、しっかり管理しましょう。なお、荷物(材料、完成品)の受け渡しは、発注先の担当者が自宅に出向く形が一般的です。
内職の報酬について教えて!
内職を検討するときは、どれくらいの収入になるのかも知る必要があります。やはり、家計を助けるなど、収入目的で仕事をする人も少なくないからです。ただし、期待するほど報酬が得られないかもしれません。内職の報酬は出来高制で、報酬のもととなる単価は個数や箱数で換算されることが一般的です。また、単価は仕事の種類によっても幅があります。しかし、自宅でできる他の仕事よりは収入にはなりにくいと覚悟しておきましょう。 ちなみに、厚生労働省のデータによると、1カ月の工賃額で最も多いのは「2~4万円未満:31.1%」で、以降「1~2万円未満:18.8%」「4~6万円未満:16.6%」などと続きます。また、1時間当たりの工賃額でみると「200~400円未満:30.6%」が約3割になり、こちらも含め、800円未満が8割強を占める点にも注目されます。 もちろん、仕事を丁寧に仕上げたり、早めに完成して納めたりするなど、仕事に取り組む姿勢が評価される可能性もでてきます。また、材料の受取などに会社へ出向かなくて済む場合は、車の燃料費や交通費が掛かりません。さらに、人に出会う機会が少ないため、お化粧品代や洋服代が節約できるメリットが大きいですよね。
在宅コールセンターの仕事も家でできる!
これまで紹介した仕事は、いずれも手作業という共通点があります。また、会社が内職希望者に仕事を委ねる理由のひとつです。しかし、最近ではデータ入力やライティングなど、パソコンを使った仕事も多くなっています。これらの仕事の受け渡しにはインターネットを使うことから、しかるべき準備をする必要性です。インターネットを介した仕事は多く、WEBコーディングやプログラミングなど、専門的な知識や技術が求められるものも少なくありません。また、その分、高収入になることが期待されます。 在宅での仕事でまとまった収入を得たい人には、在宅コールセンターの仕事も選択肢のひとつです。こちらはお客様からの問い合わせに対応する仕事、いわゆる「コールセンター業務」を自宅で行う点に大きな特徴があります。コールセンターの仕事は多岐にわたりますが、そのうち自宅で対応できるものを引き受ける形です。こちらの仕事を始めるには、担当業務の内容を把握する必要がありますが、事前に研修を積めるため安心して取り組めます。そのため、特別なスキルや経験がなくても大丈夫です。 なお、在宅コールセンターの業務に就くには、仕事に集中できる環境が不可欠です。生活音がしない静かな部屋を選ぶほか、専用の机やイスなどの用意も必要です。ただし、コールセンター業務用の電話機やパソコンは貸与されることが少なくないため、その点は心配しなくてもよいでしょう。
高収入を目指すなら在宅コールセンターの仕事を!
在宅でできる仕事として、従来からある手作業の内職が知られています。こちらは、種類が多く手軽に始められるなどから、自分のライフワークに合わせて選ぶことができます。また、高収入を希望する人は、パソコンとインターネットを使った仕事を検討するとよいでしょう。在宅コールセンター業務は、時代に即した画期的な働き方です。また、在宅コールセンターでの仕事なら「コールシェア」がおすすめです。こちらは「コールセンター業務特化型在宅ワーク」を手掛けており、サポート体制が充実しています。在宅ワークやコールセンター業務が初めてという先輩もいますので、未経験の人も安心して始められます。