コールセンターで働く場合、電話対応が苦手だと難しいのでは?と思う方も多いでしょう。実際、いろいろなお客様の対応をするため、ある程度の電話応対ができた方がいいことは事実。しかしコールシェアの場合、基本的に決まった順番にトークをしていくだけなので、電話応対が苦手という方も働くことができるんです。
今回ご紹介する、ワーカーの元田さんもその1人。声優を目指していたものの、今では本業としてコールシェアで働いているんです。声優志望だった元田さんが、社会復帰としてコールシェアを選んだ理由や現在の状況などをお聞きしてきました。
プロフィール
元田さん 都内在住(26歳)
コールシェア歴:3ヶ月(2020年4月~)
声優を目指し、大学生の頃から派遣でバイトをしながら養成所に通う。前職は派遣アルバイトとして印刷工場に勤務し、現在は『コールシェア』を本業としている。
―声優を目指して養成所に通われ、声のお仕事ということでコール業務である『コールシェア』で働いてみようと思われたのでしょうか?
元田さん:いえいえ。声の仕事を…というよりかは、家の中でできる仕事を探していたんです。前職の職場環境があまり良くなくて、ここでは続けていけないなと思い辞めたんです。
とはいえ、生活もあるし、何か仕事もしたい…でもちょっとメンタル的に外で働くことは難しいかも…などと悩んでいたとき、スマホで「在宅 できる仕事」と検索してみたんです。すると、一番に『コールシェア』が出てきてそこで興味を持ちました。
―すぐに『コールシェア』公式サイトをご覧になられましたか?
元田さん:はい。すぐに見てみました!書かれていることが簡潔でわかりやすく、一目でアンケート調査やサービス導入を提案する業務だと理解できました。サイト内容から信頼できるお仕事だなと感じましたね。
―他にはどんな内容をチェックしましたか?
元田さん:そうですね。お給料面と費用面もチェックしました。
・1件につき500円~1,000円の報酬
・システム利用料や端末レンタル費用は毎月発生するが、スマホなら1,200円/月(税別)、PCなら3,000円/月(税別)
・仕事をしない月は事前にお伝えすれば利用料は0円
このような感じで本当にシンプルでわかりやすい内容でした。
また、スタッフの方々のサポートがとても手厚いとも書かれてあり、ここなら安心して仕事ができるかもと考えて、思い切って登録画面へ進みましたね。
―思い切って飛び込まれた『コールシェア』。実際に始めてみてどうでしたか?
元田さん:まだ始めて1ヶ月半経ったくらいなのですが、日々、受注数とにらめっこです(笑)。
仕事初日は、電話対応も苦手な自分が本当にできるのかな?大丈夫かな?と不安や戸惑いもあって…。
でも、次の日に初めて1件受注が取れたときはすごく嬉しかったですね!手が震えました。この1件から徐々にやり方がわかってきて、今はちょっとずつ自信もついてきましたね。
―『コールシェア』ではどんなお仕事をされているのですか?
元田さん:簡単に言えば在宅コール業務です。店舗様に向けて、指定されたアンケート内容をお聞きしたり、サービスの提案をしたり、内容は様々ですね。
―1日どのくらいお電話をして、何件受注を取られているのですか?
元田さん:1日に100コール近くお電話差し上げています。受注は調子の良いときで1日に5件程度でしょうか。
いまだに受注が取れたらガッツポーズをしますし、「ありがとうございます!応援しています!!」と叫んでいます(笑)
―逆に、受注がなかなか取れない時や困ったときは、どうされるのでしょうか?
元田さん:サポートスタッフの方にチャットで相談します。研修中に「わからないことがあったら何でも聞いてくださいね」と声をかけてくださったので、とにかく疑問に思ったら何でもすぐにチャットでお尋ねするようにしています。質問をするとすぐに「こうするといいですよ。大丈夫ですよ」とポンって返信してくださるので本当に助かっています。
また、サポートスタッフさんからは飲食店の新しいリストと一緒に、「○時くらいから店舗様にお電話差し上げると有効率が上がりますよ」と教えてくださり、受注を取れるような情報を細かく送っていただきます。
―チャットのやり取りだけとのことですが、苦手意識はありませんでしたか?
元田さん:対面のコミュニケーションは少し苦手ですが、チャットやメールのやり取りは好きだったので私の場合はよかったです。それと、一人で目標を決めて報酬を得る仕事なので、自分からどんどんチャットを使って教えてもらわなければ成長はないなと腹を括ったところもあります(笑)。
サポートスタッフの方々が本当に優しいので、その点で苦労したことはまったくありませんね。
―1日のスケジュールはどのような感じですか?
元田さん:こんな感じです。私は朝が遅いので、お昼ご飯を食べずに仕事をしていますね。あと13時~18時の間に30分ほど休憩を入れますが、その時間にコールに使うスマホの充電をしています。夕方のニュース番組を見ながらリフレッシュできる時間でもあります。
11:00 仕事開始
12:00 休憩、家事
13:00 仕事
18:00 仕事終了
―大変お話が上手ですが、何か勉強されているのですか?
元田さん:本当ですか!?ありがとうございます!研修のロールプレイングの時、スタッフの方のマネをして対話練習をしたのですが、「初体験とは思えないですね!相槌や感謝の伝え方が上手です。話を聞いてもらえている感じが伝わりすごくいいです」と褒めていただきました。ワーカーさんの中には沈黙が続いて相槌をうまく打てない人も多いようですね…。自分なりに明るい印象を残せるように語尾をあげる話し方や、思ったより低く聞こえる声の性質を考え、気持ち高めに発声して聞き取りやすくするなど、声優の養成学校で習ったことが活かされているのかもしれません。とても嬉しいですね。
―『コールシェア』をやり始めてから努力されたことは何ですか?
元田さん:お客様から予想外のことを聞かれても、対応できるよう自分でもIT決済サービス・商品についての知識を増やしています。
ある地方の店舗さんにお電話を差し上げ、アンケートにご協力いただいた時、話の流れでマニュアルにはないクレジットカードの種類をお伝えしなければならない状況になりました。結局うまく話を展開できず受注に繋がらなくて…。自分でも知識不足だったなと反省して、その後、クレジットカードのブランドやQRコードと電子マネー、マルチ決済端末の種類を調べて必死に覚えましたね。悔しい思いもしましたが、この体験はいい勉強になりました。
―他に気をつけていることはありますか?
元田さん:やはり基本はサポートスタッフからいただくトークスクリプトを大事にしています。教えていただいたことをとにかく素直にやることが成功に一番近いと思っています。
「断られたけどどうすれば良かったのですか?」と聞いた時に、「売り込みと思われ断れることはあります。気を落とさず、お客様のお役に立つ情報をお伝えしたいという意識でがんばってみてくださいね」と言われ、粘り強く言われた通りにお電話してみると実際に効果が出てきたことがあります。やっぱりプロのおっしゃることはすごいなと思いましたね。
―受注獲得した際のエピソードを何か教えていただけませんか?
元田さん:京都のハンバーガー屋さんでしたが、こちらが答えやすい言い方をしてくださるオーナーさんだったこともあり、ご理解いただけるよう丁寧に明るいトーンでお話させていただくことができました。やはり、お電話口で実際にお客様とやり取りさせていただく仕事なので、お客様に寄り添った姿勢というのが大切だなとその時学びました。いつかこちらのお店にお伺いして、おすすめのハンバーガーを注文したいなと思っています(笑)。
―どんな方が『コールシェア』に向いていると思いますか?
元田さん:そうですね。私のようにメールでのやり取りが好きな方や、コツコツ頑張っていける方。それから声のお仕事目指されている人や、役者さんなども表現力を活かしながら、隙間時間を有効活用できるのでいいと思います。後は単純にお家でできる仕事を探している方にもぜひやってみてほしいですね。
―最後に、今後の目標を教えてください!
元田さん:これからも、声優の勉強で得たスキルを活かしながら『コールシェア』で長く働いていけたらと思っています。現実的な目標としては、一人でもちゃんと食べていけるくらいに稼いでいきたいですね!また、飲食店をはじめ全国各地の店舗様にとって有益なサービス提供を声を使ってお届けできたらなと思っています。
まとめ
お客様に寄り添った応対ができる元田さんも、はじめは電話対応が苦手だったのだそう。しかしコツコツと自分のできることをやった結果、今では電話応対を褒められるまでになりました。
コールシェアは、自宅で働く仕事のため、仕事以外の人との関わりが苦手な方や、初めての就職場所としても安心して働けるはず。社会復帰の最初の一歩をぜひコールシェアで始めてみてはいかがでしょうか?
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