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公開日:2019-11-15 最終更新日:2020-09-03

クラウドワークスって実際稼げるの?!収入アップの9つのコツとは?

在宅ワークが注目される中、クラウドワークスの利用者が増えつつあります。しかし、ネットでは「クラウドワークスは稼げない」という意見もちらほら見られます。

そこで今回は、クラウドワークスでは本当に稼げないのか、なぜ稼げないと言われるのかについて詳しく見ていきましょう。合わせて、クラウドワークスの基本的なポイントや稼ぐためのコツを紹介していきます。



【目次】

クラウドワークスは稼げない?平均収入をチェック

まずは、クラウドワークスが公開している公式情報をもとに、どれくらいの人が稼いでいるのか解説していきます。

2016年9月期のクラウドワークスの第2四半期決算説明資料(http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS80447/5dd161a1/a25f/4271/a21f/1669851e72f7/20160209191009022s.pdf)に記載されているクラウドワーカーの推移は次の通りです。

2014年12月末26.9万人
2015年3月末50.0万人
2015年6月末58.0万人
2015年9月末73.7万人
2015年12月末79.5万人

同報告では、2016年9月期に月収が20万円を超えるワーカーの数が111人いるとされています。

調査時期月収20万円超のワーカー数平均月収
2015年9月期:3Q74人
2015年9月期:4Q86人-
2016年9月期:1Q111人344,230円

計測時期に差はありますが、クラウドワークスの会員数が79.5万人(2015年12月末)で、20万円超の収入を得るワーカーが111人(2016年9月期)というのはそれほど多い数とは言えないでしょう。

一方、厚生労働省の在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000068110.pdf)によると、在宅ワークの平均収入は5万円以下と答えている人が多いことが分かっています。

5万円以下27.7%
6万円~9万円18.0%
10万円~19万円18.5%
20万円~29万円13.7%
30万円~39万円8.7%
40万円~49万円4.9%
50万円~69万円5.1%
70万円~99万円1.8%
100万円以上1.8%

こうしたデータを踏まえると、「クラウドワークスだから稼げない」というわけではないでしょう。

とは言え、厚生労働省の調査とクラウドワークスの報告を比較すると、大きな差が見られるのは事実です。厚生労働省のデータでは、20万円以上稼ぐ人は約34%いますがクラウドワークスは非常にわずかでした。

では、なぜクラウドワークスでは収入の差が大きくなるのでしょうか。次の章から、詳しく解説していきます。

収入の差が大きい4つの理由

先に説明した通り、クラウドワークスを利用して生活に必要なお金を十分に稼いでいる層は限られた人だけで、大半のワーカーは稼げません。クラウドワークスが稼げないと言われるのは、利用者における収入の差が大きい点にあると考えられます。

クラウドワーカーに大きな収入差が生まれる4つの原因としては、次のものが挙げられます。

  • 登録してそのまま放置している人が多い
  • 副業の利用者が多い
  • 単純作業は報酬が低い
  • 優秀な在宅ワーカーは直接契約に移行する

それぞれの理由について、順番に詳しく解説していくのでしっかりチェックしていきましょう。

登録してそのまま放置している人が多い

クラウドワークスの登録だけをして、そのまま仕事をせずに放置している人も多いです。

当然ながら、仕事をしなければ報酬は発生しません。したがって、クラウドワーカー全体の平均収入が低くなるのです。

「クラウドワークスだからなかなか稼げない」というわけではない、ということです。報酬の平均値はあくまでもアベレージなので、クラウドワークスで高収入を得ている人も多くいます。

副業の利用者が多い

副業の利用者が多い点も、クラウドワークスが稼げないという印象を与えた原因だと考えられます。副業と本業の収入は一般的に、副業の方が低いことが多いです。そのため、副業の利用者が多いとクラウドワーカーの平均報酬の差を広げる要因になります。

クラウドワークスで実施した調査によると、本業ではなく副業として利用していることが多いと分かっています。

ワーカーの属性割合
主婦・主夫28%
正社員・契約社員・派遣社員27%
パート・アルバイト19%
学生13%
自営業・個人事業主9%
ネット業務専門2%
士業・専門職2%

(クラウドソーシングの利用者分布(正社員や主婦等)、希望収入や興味分野についてアンケート調査まとめ:https://crowdworks.jp/articles/5946/)

以上の表から、本業としてではなく、副業としてクラウドワークスを利用していると考えられるのは、87%(主婦・主婦+正社員・契約社員・派遣社員+パート・アルバイト+学生)になります。自営業者や士業者が必ずしも本業がクラウドワーカーであるとは限りませんが、非常に多くの人が副業を探すためにクラウドワークスを利用していることは確かです。

単純作業は報酬が低い

クラウドワークスにはさまざまな仕事が掲載されていますが、報酬が低い単純作業ばかり請け負うとなかなか稼げません。

しかし、先ほど紹介したクラウドワークスの調査によると、正社員と主婦・主夫の約6割がデータ入力やアンケートに取り組みたいと考えていることが分かりました(クラウドソーシングの利用者分布(正社員や主婦等)、希望収入や興味分野についてアンケート調査まとめ:https://crowdworks.jp/articles/5946/)。

データ入力やアンケートは誰でも簡単に始められる在宅ワークではありますが、単純作業であるため比較的報酬が低いです。

稼ぎたいと考えている人は、報酬が高い仕事をきちんと選択する必要があります。この記事の後半で、クラウドワークスで稼ぐためのコツを具体的に紹介します。副業・本業にかかわらず、きちんと稼ぎたいと考えている人は、合わせてチェックしておきましょう。

優秀な在宅ワーカーは直接契約に移行する

力がある在宅ワーカーは、クラウドワークスを介さずに直接契約に移行することが多いです。したがって、高収入の在宅ワーカーはクラウドワークスを卒業する傾向があるため、クラウドワークスは稼げないと言われるのです。

記事の後半で紹介しますが、クラウドワークスは報酬額に対して20%のシステム手数料がかかります。できるだけ多くの報酬を得るためには、直接契約を目指して日々奮闘するのでクラウドワークス全体の報酬は低くなりやすいのです。

そもそもクラウドワークスとは?

クラウドワークスとは、データ入力やライティング、Webデザインなど幅広い仕事が掲載されているクラウドソーシングのことです。2011年に創業されたクラウドワークスは、2014年には上場し、日本最大級のクラウドソーシングサイトと呼ばれるまでに成長しました。

そもそもクラウドソーシングとは、「crowd(群衆)」と「sourcing(業務委託)」とを合わせてできた造語です。インターネットを介して多数の人に業務をアウトソーシングするクラウドソーシングは、以前から少しずつ人気を集めてきましたが、政府の働き方改革によってさらに注目されつつあります。

クラウドソーシングの最大の魅力は、インターネットが繋がるパソコンやスマホさえあれば、時間や場所を選ばずに仕事ができる点です。

クラウドワークスは数あるクラウドソーシングサイトの中でも、案件数が非常に多く、会員数も年々増加しています。クラウドワークスのプレリリースによると、2018年8月現在で会員数は200万人を突破しています(クラウドワークス、会員数が200万人を突破 ~「ありがとうボタン」で贈りあった感謝の数は1000万回に~ :https://crowdworks.jp/press/?p=7748)。

同報告によると、3年6か月の間に成長率は驚異の7.4倍であったことも分かっていて、尋常ではないスピードでクラウドワークスの会員数は拡大していると言えます。

さらに、2019年11月現在のクラウドワークス公式ページには、次のような文言が掲載されています。

  • ユーザー数:約316万人
  • 仕事依頼数:約285万件

クラウドワークスの基本的なポイントを紹介しましたが、利用者が気になるのは掲載されている仕事内容でしょう。続いては、クラウドワークスに登録するとどのような職種の仕事を受けられるのか、具体的に紹介していきます。

仕事内容

クラウドワークスで掲載されている仕事内容は、非常に多岐にわたります。すべて紹介するのは難しいので、一例として簡単にクラウドワークスで募集がされる職種・仕事を挙げていきます。

自分のスキルが活かせる仕事や興味があるものがないか、考えながらチェックしていきましょう。

【システム開発】

  • アプリケーションの開発
  • システム設計・Webの開発
  • プロ向けの保守・更新・運用

【ハードウェア開発・設計】

  • ハードウェアの機構設計
  • 組み込みソフト・回路の設計

【スマホ・アプリ開発】

  • iPad・iPhoneのアプリ・ゲームの開発
  • Androidのアプリ・ゲームの開発
  • スマホサイト構築・アプリの開発
  • ソーシャルゲームの開発
  • モバイルアプリ・携帯アプリの開発
  • Facebookアプリの開発

【Webデザイン・Webページの制作】

  • ウェブデザイン
  • ウェブページの作成
  • LP(ランディングページ)の制作
  • WordPressの導入・制作
  • HTML・CSSのコーディング
  • CMSの導入
  • SEO対策
  • UIのデザイン・設計
  • スマホサイト・モバイルサイトの制作
  • リスティング広告
  • SNSマーケティング
  • インタラクションデザイン
  • アクセス解析

【デザイン】

  • DTPデザイン・印刷物
  • バナー・ロゴ・イラスト
  • メニュー・POP・シール
  • アイコン・アニメ・キャラクター
  • CD・本
  • 看板・地図・インフォグラフィック
  • プロダクトデザイン

【記事作成・ライティング】

  • ブログ記事の作成
  • コピーライティング
  • キャッチフレーズの作成
  • 口コミ・レビュー
  • 文書作成
  • 校正・編集・リライト
  • DM・メルマガの作成
  • 電子書籍の制作
  • Webコンテンツの作成
  • セールスコピー

【ネーミング】

  • 商品の企画
  • キャッチコピーの作成
  • プロモアイデア・企画

【翻訳・通訳】

  • 英文
  • 英文翻訳・英語通訳
  • 中国語翻訳
  • フランス語翻訳
  • 出版翻訳
  • タイ語翻訳
  • ドイツ語翻訳
  • イタリア語翻訳
  • スペイン語翻訳
  • ロシア語翻訳
  • ポルトガル語翻訳
  • 韓国語翻訳
  • タガログ語翻訳
  • アラビア語翻訳
  • メディア・映像翻訳
  • 電話通訳
  • 同時通訳
  • 海外コールセンター

【ネットショップ・ECサイト構築】

  • ネットショップの受注管理・在庫管理
  • ネットショップの運営代行
  • 商品撮影・登録
  • ECサイトデザイン
  • ECサイト制作

【サイト運営】

  • ビジネスサポート
  • 分析・解析・リサーチ
  • コンサルティング
  • Webマーケティング
  • 広告・PR・企画

【事務・調査】

  • 経験不問のビジネスサポート
  • 経験不問のサイト運営
  • アンケート・テスト
  • データ入力・作成
  • 内職

【写真・動画撮影】

  • 画像加工
  • 動画制作・動画作成
  • 写真撮影
  • 写真編集・加工
  • 映像撮影
  • 映像制作・編集
  • Flash制作

【3D-CG制作】

  • 3Dプリンター用データ作成
  • 3D-CADモデリング・制作
  • CAD・建築設計・パース作成
  • 3Dアニメーション作成

【BGM・音楽・音響】

  • BGM制作
  • ナレーション制作
  • 音声制作
  • 効果音・音源・作曲

【その他】

  • 建築・不動産
  • 財務会計・知財・ビジネス
  • ライフプラン・マネー

以上がクラウドワークスで掲載されている仕事の種類です。クラウドワークスは他のクラウドソーシングサイトと比較しても、案件数がずば抜けています。

百聞は一見に如かずなので、実際にクラウドワークスに登録して仕事を検索するといいでしょう。クラウドワークスは登録料が無料なので、安心して利用できる点も魅力です。

登録から仕事までの流れ

クラウドワークスの仕事内容をチェックするためには、無料の会員登録が必要になります。会員登録は30秒もあれば簡単にすむので、通勤電車の中や昼休みなどのスキマ時間を利用するといいでしょう。

  1. クラウドワークスの公式ページを開く
  2. 「会員登録する(無料)」をクリックする
  3. メールアドレスを入力し、「会員登録する」をクリック
    ※Facebook、Yahoo!ID、Googleのアカウントでも登録可能
  4. 登録完了後、クラウドワークスからくるメールをチェック
  5. メール内のURLをクリック
  6. 3項目(ユーザー名、パスワード、生年月日)だけを入力
  7. 「仕事を受注する」と「職種」を選択
  8. 個人情報保護方針と利用規約に同意する
  9. 登録完了

文字にするとややこしく感じますが、実際の作業は非常に簡単です。直感的に登録作業ができるので、パソコンなどの機械が苦手な人でも問題なくクラウドワークスに登録ができます。

登録が完了したら、クラウドワークスにログインして「仕事を探す」から気になる仕事がないかチェックしてみましょう。

クラウドワークスに掲載されている仕事は、キーワード検索やカテゴリ検索、スキルから検索などから探せます。検索をかけなくても、新着順で募集中の仕事が掲載されているので、「ますはどのような仕事があるのか知りたい」という人は、タイムラインを眺めてみるのもおすすめです。

気になる仕事が見つかったら、仕事の募集形式を確認しましょう。クラウドワークスでは、仕事の形式の種類に応じて手続きの流れに違いがあります。仕事の形式に応じたプロセスの違いを簡単に表にまとめたのでチェックしておきましょう。

仕事の形式概要仕事を受けるまでの流れ
プロジェクトクライアントと打ち合わせをしながら、中長期的に作業を進める形式。「応募画面へ」からクライアントと条件交渉→条件合意→契約
タスククライアントとの打ち合わせは一切不要。誰でもすぐに仕事ができる形式。「作業開始画面へ」をクリックしてすぐに作業を開始
コンペ制作物を提出し、クライアントがいくつかを採用する形式。発注者に選ばれた人だけが報酬を受け取れる。「提案画面へ」から作品を提案→クライアントに採用されると報酬が支払われる


報酬の受け取り方

クラウドワークスでは、請け負った仕事に対する報酬はクライアントではなく、クラウドワークスから支払われます。

制作物をクライアントに納品をすると、検収が実施されます。クライアントが制作物をチェックして何も問題がないと判断すると、報酬が支払われるという流れです。ただし、このとき、クライアントからクラウドワーカーに対して直接報酬が渡されるわけではなく、あくまでもクラウドワークスを介した取引になります。

クライアントに納品が認められると、クラウドワークス上にどんどん報酬が貯まっていく仕組みです。

報酬の受け取り方については、3つの出金方式の中から自分で選択する必要があります。クラウドワークスでは、「15日締めの月末振り込み」か「月末締めの15日払い」のどちらかを選ぶことになっているので、必要に応じて出金方式を変更することが大切です。

出金方式概要
随時出金方式
  • 締め日時点で未出金報酬額が1,000円以上ある場合に、振り込みが実施
  • 1,000円未満は次回以降に繰り延べ
50,000円以上出金方式
  • 締め日時点で未出金報酬額が50,000以上ある場合に、振り込みが実施
  • 50,000円未満は次回以降に繰り延べ
キャリーオーバー方式全ての見出金報酬額が次回以降に繰り延べ

出金方式はクラウドワークス上でいつでも変更ができます。15日と末日の前には、どの出金方式を選択しているかきちんと確認するようにしましょう。

また、見出金報酬で振り込み日が確定していない報酬であれば、クイック出金サービスを利用できます。先に説明した締め日や振り込み日に関係なく、クイック出金サービスを申請してから3営業日以内に指定口座へ報酬が振り込まれます。

ただし、出金額の3.5%の利用手数料を支払う必要があるので注意してください。

クラウドワークスを利用する5つのメリット

クラウドソーシングサイトはクラウドワークスにも多数存在しています。その中でも、クラウドワークスを利用すべきメリットをチェックしていきましょう。

クラウドワークスを利用する5つのメリットは次の通りです。

  • 場所や時間を気にせず在宅で働ける
  • 報酬の仲介に入ってもらえる
  • スカウト機能がある
  • プロワーカー認定制度がある
  • 福利厚生のサポートが得られる

クラウドワークスの5つのメリットについて、順番に詳しく見ていきましょう。

スマホアプリで仕事を探せる

クラウドワークスはネット上のサイトだけでなく、iPhoneやAndroidで使用できる専用アプリを配信しており、アプリは検索時の詳細な条件設定ができないなどの一部操作が制限されますが、基本的にはサイトと同じような機能を問題なく使えます。

クラウドワークスのスマホアプリで利用できる主な機能は、次の表の通りです。

メッセージ機能案件別にクライアントと直接メッセージのやり取りができる機能。案件の内容や発注者の情報を確認できるページにもメッセージからすぐに到達できる。
条件交渉機能報酬や納期などの条件についてクライアントと交渉ができる機能。パソコンだけでなく、スマホアプリからも操作ができるので利便性が高い。
契約機能1回のタップでクライアントとの契約を締結できる機能。操作が簡単なので、内容をよく確認した上で契約することが大切。
通知機能メッセージやスカウトなどがきたタイミングで通知が受け取れる機能。迅速に内容をチェックできるが、不要であれば通知の停止もできる。
気になる!リスト機能案件検索で気になった仕事を自分のリストに登録できる機能。マイページから気になる!リストをまとめて確認できる。
仕事検索機能職種や報酬などの条件を設定して、募集中の仕事を検索できる機能。より詳細な検索をしたい場合はネットサイトで仕事を探すことをおすすめする。

クラウドワークスのスマホアプリは発注者向けのアプリではありませんが、受注者はスムーズに仕事探しやメッセージのやり取りなどができます。クラウドワークスのサイトとアプリを併用して、仕事を請け負っているクラウドワーカーも多いです。

報酬の仲介に入ってもらえる

報酬の受け取り方でも紹介しましたが、クラウドワークスを利用すると報酬の仲介に入ってもらえます。

在宅ワーカーの悩みのひとつとして、クライアントとのコミュニケーション不足による報酬の未払いがあります。クライアントと直接契約すると、報酬の支払いがされなかった場合に自分で対処することになります。仕様書に則って制作物を納品しても、クライアントからお金を受け取れないトラブルが発生することがあるのです。

クラウドワークスを通してクライアントと契約をすれば、こうした金銭トラブルに自分1人で対応する必要がないので安心です。

スカウト機能がある

先に少し触れましたが、クラウドワークスにはスカウト機能があります。

クラウドワークスで仕事をする場合、通常はクライアントに対してワーカーがアピールする必要があります。しかし、スカウト機能によって、クライアントがワーカーに仕事の依頼を持ちかけられるのです。スカウト機能があれば、ワーカーは営業活動をする手間が省けるので時間の有効活用ができます。

ちなみに、スカウト機能の仕事内容が気に入らなければ、断れるので気負いはいりません。

プロワーカー認定制度がある

プロワーカーに認定されると発注者に斡旋されるため、報酬アップが狙えます。

クラウドワークスにおけるプロワーカー認定制度とは、次の条件を満たした場合に仕事能力が高いユーザーとして認定がされる制度のことです。

  • プロフィールの登録・本人確認が完了している
  • スカウト数が10回以上
  • 獲得報酬額が上位20%以内
  • クライアント評価が4.8以上
  • 納品完了率が90%以上

有名企業から案件依頼がくることもあるので、クラウドワークスで本腰を入れて稼ぎたい人は上記の条件のクリアを目指すことをおすすめします。

福利厚生のサポートが得られる

毎月3,000円以上の報酬を得ている人は、無料で福利厚生サポートが受けられます。

在宅ワーカーは会社に勤務している人と違って、福利厚生が得られないデメリットがあります。しかし、クラウドワークスであれば、食事やレジャーなどの利用時に割引料金が適用される福利厚生が受けられます。

クラウドワークスの福利厚生が利用できる施設は、全国に23万を超えるので幅広い場所で利用ができるでしょう。

詳細が気になる人は、>フリーランスライフサポートをチェックしてみましょう。

クラウドワークスのネット評判は?

ここで、クラウドワークスのネットでの評判をチェックしてみましょう。あくまでも個人の見解ではありますが、あらかじめ内容を把握しておくことは大切です。良い評判と悪い評判の両方を紹介するので、ざっと目を通しておきましょう。

クラウドワークスで稼ぐ9つのコツ

それではここからは、クラウドワークスで稼げる人が実践しているコツを具体的に紹介していきます。今回は、次の9つのコツを詳しく解説していきます。

  • クラウドワークス上の評価を上げる
  • 慣れてきた継続案件に応募する
  • 仕事の効率をアップさせる
  • スキルアップをはかる
  • 手の空いた時間をうまく使う
  • 定期的にプロフィールを更新する
  • スキルを活かして仕事をする
  • 時には報酬交渉も必要
  • 職種によってはポートフォリオの作成がおすすめ

順番に、それぞれのコツの内容を見ていきます。

クラウドワークス上の評価を上げる

まずは、クラウドワークス上で評価を上げることが大切です。単価が安い仕事でも請け負って、きちんと納品すると発注者から評価が得られます。評価が高いクラウドワーカーほど、仕事の依頼が来やすくなるのでまずは実績を積むことをおすすめします。

慣れてきたら継続案件に応募する

クラウドワークスでの仕事に慣れてきたら単発の仕事ではなく、継続して依頼が受けられる仕事に応募してみましょう。クライアントが複数回にわたって仕事を依頼したいと考えている場合は、仕事の募集内容に「継続案件」「継続可能性アリ」などのように記載がされています。

継続案件を依頼する在宅ワーカーの選定は、クライアントも慎重に実施しています。実績がない状態で継続案件の申し込みをしてもなかなか採用されないので、タイミングを見計らって行動するのがポイントです。

仕事の効率をアップさせる

自分の作業効率をアップさせると、短い時間でお金が稼げるようになります。

在宅ワークは誰にも急かされることがないので、作業スピードは自分のさじ加減です。ゆっくりしたペースで仕事ができる点は在宅ワークの魅力のひとつではありますが、できるだけ多く稼ぎたい場合は効率良く作業を進めることが大切です。

まずは、ひとつの制作物を完成させるためにどれくらいの時間がかかっているのか計測してみましょう。作業に慣れてくると自然に作業スピードが上がりますが、時間を意識するだけでも速度はアップします。どうすれば効率良く仕事ができるか、自分に合った方法を考えてみましょう。

スキルアップをはかる

本を読んで知識を付けたり、資格を取得したりしてスキルアップをするのもおすすめです。スキルアップを仕事の幅が広がる可能性が高まるので、自分に足りないスキルは何か考えてみるといいでしょう。

もちろん、特別な資格を持っていなくてもクラウドワークスで仕事ができますが、持っている方が報酬の高い仕事ができるチャンスは広がります。長期的にクラウドワークスを利用しようと考えている人は、必要なスキルを少しずつでも身に付けてみましょう。

手の空いた時間をうまく使う

クラウドソーシングはいつでも作業ができるので、スキマ時間を賢く使って仕事をしてみましょう。短時間に集中して作業に取り組んだ方が効率良く仕事が進むことも多いです。

クラウドソーシングの多くは完全出来高制の報酬形態が多いので、できるだけ仕事に充てる時間を長くすることがポイントです。作業時間を長くするだけで、収入アップに繋げられる点はクラウドソーシングの魅力とひとつと言えるでしょう。

定期的にプロフィールを更新する

定期的にクラウドワークス上のプロフィールを更新すると、報酬アップに繋がる可能性が高まります。

プロフィールの情報は一度入力すると、更新しない人が多いかもしれません。しかし、クラウドワークスを利用して仕事をしていくと、実績が積み重なっていきます。この実績をプロフィールに記入しておくと、それを参考にクライアントが仕事の依頼をしやすくなるのです。

2、3か月に1度はプロフィールの内容をチェックした上で、必要に応じて更新するといいでしょう。

スキルを活かして仕事をする

専門的なスキルを持っている場合は、積極的に活かして仕事をすると高収入に結びつきます。

例えば前職で、保険や税金の知識を身に付けたなら金融系の専門的な記事作成ができますし、デザインに携わった経験があればデザイン画の作成は用意でしょう。

クラウドソーシングは趣味もスキルのひとつとして活かせるので、自分が持っているスキルを棚卸してみるのもおすすめです。

時には報酬交渉も必要

クラウドワークスでの作業に慣れてきたら、報酬交渉をすることも大切です。十分な品質の制作物を納品できる自信があるなら、クライアントに「〇円ではなく、〇円の報酬でしたらお受けしますがいかがでしょうか?」と持ちかけてみましょう。

職種によってはポートフォリオの作成がおすすめ

ライターやデザイナーなど、制作物の品質をクライアントに確認してもらった方がスムーズにコミュニケーションができる職種は、ポートフォリオを作成しておくといいでしょう。

クラウドソーシングでは、仕事の応募をするときに過去の制作物の提出を求められることも多いです。制作物をひとつ提供するよりも、複数共有する方がクライアントも品質を判断しやすくなります。

クラウドワーカーにとっては、いちいち提出する制作物を選ぶ必要がないため、効率良くクライアントにアピールできるのでおすすめです。

クラウドワークスの5つの注意点

続いて、クラウドワークの利用に関する注意点を解説していきます。今回は、次の5つの注意点を見ていきましょう。

  • 仮払いが完了するまで作業をしない
  • 副業詐欺に遭わないように気を付ける
  • システム手数料がかかる
  • 単価が低すぎる仕事で搾取されない
  • 楽天銀行を開設しておくこと

それでは順番に、5つの注意点を紹介していきます。いずれも簡単なポイントなので、この機会にしっかり押さえておきましょう。

仮払いが完了するまで作業をしない

クライアントが仮払いをする前に作業をすると、報酬の支払い逃れに遭う可能性があるので絶対に仕事を開始してはいけません。

クラウドソーシングでとても多いトラブルのひとつです。最初は仕事がもらえた嬉しさで、仮払いが実施されていなくても作業を進めてしまうこともあるでしょう。しかし、せっかく作業をしても報酬が支払われなければ、それは単なるただ働きです。

いくら待っても、クライアントが仮払いをしてくれない場合は、メッセージを送って仮払い処理をお願いしましょう。

副業詐欺に遭わないように気を付ける

副業詐欺にかかわる仕事には、決して携わらないようにしましょう。

クラウドソーシングの初心者であれば、どの仕事が怪しいか判断できないかもしれません。クラウドワークスでも副業詐欺の取り締まりを強化していますが、悪質な作業が掲載されていないとは限りません。

次のような仕事は、副業詐欺の可能性があるので注意しましょう。

  • 登録料や紹介料、教育費を請求される仕事
  • 個人情報の入力を要求される仕事
  • 難関資格の取得を持ちかけられる仕事 など


システム手数料がかかる

クラウドワークスは、報酬額に対して20%のシステム手数料がかかります。

クラウドワークスでは利用手数料が一切かかりませんが、実際にお金を稼ぐと手数料を支払う必要があるのです。報酬からシステム手数料が差し引かれて、残額が振り込みされることになります。

クライアントとの契約額より、少ない受け取り額になることを覚えておきましょう。

単価が低すぎる仕事で搾取されない

クラウドワークスには単価が低い仕事も掲載されていますが、労働力の搾取には気を付けてください。

たしかに、クラウドワークスに登録して間もないころは、報酬が安い仕事をこなして実績とする必要があります。しかし、いつまでも作業単価が安い仕事を続けていても、なかなか目標の稼ぎには到達できないでしょう。

クラウドワークスの使い方がある程度つかめたら、単価が少し良い仕事に挑戦してみましょう。

楽天銀行を開設しておくこと

クラウドワークスを利用して本格的にお金を稼ぐ場合は、楽天銀行での口座開設をおすすめします。なぜなら、報酬の振込手数料が他行よりも安いからです。

  • 楽天銀行:100円(税込み)
  • 他行:500円(税込み)

クラウドワークスから振り込みを受ける度に振込手数料がかかるので、ぜひ楽天銀行の利用を検討してみてください。

Q&A

最後に、クラウドワークスや在宅ワークに関するよくある質問を紹介します。今回は、次の3つのQ&Aを見ていきましょう。

  • 初心者におすすめの在宅ワークは?
  • 副業は会社にバレない?
  • クラウドワークスの初期費用は?

それでは、順番に解説していきます。

初心者におすすめの在宅ワークは?

専門的なスキルを持っていない在宅ワークの初心者は、まず単純作業から始めるのが王道です。始めから報酬が高い仕事を狙うのは難しいので、手始めにデータ入力をやってみるといいでしょう

データ入力の仕事内容とメリットについて詳しく知りたい人は、下の記事の内容を見ておくとスムーズに仕事ができます。報酬の目安やデータ入力で稼ぐためのコツなどもあわせて確認できる記事です。

>【在宅ワーク初心者おすすめ】データ入力の仕事内容とメリットを解説

次の記事は、在宅ワークの始め方やクラウドワークス以外での仕事の探し方などがまとまった記事になります。

始めて在宅ワークを始める人が事前にチェックしておくべき内容がぎゅっと詰まっています。

>在宅ワークに関する情報総まとめ!おすすめの仕事や始め方を解説


副業は会社にバレない?

結論から言えば、会社に副業が100%バレずにすむ方法はありません。住民税などの関係で会社の経理担当者などに副業をしていること気付かれる危険性があるのです。

下の記事は、会社の副業にまつわる税金について分かりやすくまとめられています。会社にできるだけ副業をしていることがバラしたくないと考えている人は、要チェックの内容になっています。

>【副業解禁】在宅ワークに関する税金|会社にばれない方法は?


クラウドワークスの初期費用は?

クラウドワークスは、会費無料のクラウドソーシングサイトなので初期費用は一切かかりません。「在宅ワークはどんな仕事ができるのか知りたい」という人もお金を気にせずに、クラウドワークスで仕事が請け負えます。

ただし、先に説明した通り、クラウドワークスではシステム手数料と振込手数料がかかります。できるだけ手数料を押さえて、手取りのお金を増やしたい人は直接契約を目指しましょう。

まとめ

クラウドワークスで高収入を得ている人は、限られた層であるのは事実です。しかし、それはクラウドワークスならではの理由だとは言えないでしょう。理由は多岐にわたりますが、優秀な在宅ワーカーになるほどクライアントと直接契約を結ぶことが大きな要因と考えられます。

自由な働き方ができるようになっているので、ひとつの選択肢としてクラウドワークスの利用を検討してみてもいいでしょう。


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